父の日の由来と特別な過ごし方
2025/05/16
5月と6月には、生活の中でも大切な節目となる「母の日」と「父の日」があります。カーネーションやネクタイ、手作りのプレゼントを通して、普段なかなか言えない感謝の気持ちを伝える機会です。その由来をしっていますか?今回は2つの記念日の背景と込められた思いについてご紹介します。
目次
母の日のはじまりはアメリカから…
母の日の期限はアメリカにあります。1905年、アメリカに住んでいた女性が亡き母を偲び、教会で記念会を開いたのが始まりとされています。彼女の母は南北戦争中、負傷兵の看護や地域社会の健康改善に尽力した人物で、その生涯に敬意を表して「母に感謝をする日を全国的な祝日に」と運動を始めました。その思いは多くの人の共感を呼び、1914年、当時のアメリカの大統領によって、5月の第2日曜日が正式に「母の日」と定められました。この女性が白いカーネーションを配ったことがカーネーションを贈る由来となったとされています。今では赤いカーネーションをを送ることが主流となっていますが、白いカーネーションは故人の母への敬意を表す意味を持っているとされています。
父の日もアメリカから広がった文化
父の日もアメリカからはじまりました。1909年、ワシントン州に住む女性が、男手ひとつで6人の子どもを育てた父親を讃えて「母の日があるなら父にも感謝を伝える日が必要だ」と提案しました。1910年6月19日に最初の「父の日」が地元で祝われるようになり、徐々にアメリカでも広まっていきました。しかし母の日よりも定着に時間がかかり、正式に認められたのは1972年。父の日は6月の第3日曜日に定められ、ネクタイやお酒などが贈られるようになりました。
日本での広がりと現在の形
日本では母の日が知られるようになったのは昭和初期。戦後アメリカ文化が浸透していく中で急速に普及しました。現在はカーネーションだけでなく、スイーツや旅行などありがとうを伝える方法も多様化してきました。父の日は、母の日よりも少し遅れて日本に入ってきました。昭和50年代にデパートが中心となって普及を促進し、今では6月の恒例行事として定着しています。
感謝を言葉にするきっかけ
「いつもありがとう」と伝えるのは照れくさい物ですが、母の日と父の日はそのきっかけをくれます。贈り物の大きさや形式にこだわらず、ありがとうを届けてみましょう。2つの記念日を通して家族の絆を改めて見つめ直すきっかけになるかもしれません。由来について背景を思い出しながら、大切な人に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。