「叱る」と「褒める」のバランスはどう取る?
2025/05/11
子育てをしていると、「叱らなければいけない場面」と「褒めてのばしたい場面」の間で、心が揺れることがありませんか?「つい叱りすぎてしまった」、「甘やかしすぎたのかも」という後悔は、多くの親御さんが感じるものです。では、叱ることと褒めること、どのようにバランスを取れば良いのでしょうか。
目次
バランスはどう取る?
そもそも叱ることと褒めることは対立するものではありません。どちらも子どもにとって「大切にされている」という愛情のメッセージです。ただし、方法やタイミングを間違えると、叱ることが怒るに変わり、褒めることが過剰な承認に傾いてしまう危険性があります。
叱ることのポイント
「叱る」に大切なのは、感情に任せず行動にフォーカスすることです。例えば、子どもは友達を叩いてしまったとします。「なんでそんなことをするの!」と感情的に責めるのではなく「叩くとお友達が痛くて悲しい気持ちになるからやめようね」と行動の結果を伝えるようにしましょう。そうすることによって「自分がダメ」なのではなく、「行動が良くなかった」と理解ができるようになります。叱ることは子どもにルールを伝える機会であり、否定することではありません。
褒めることのポイント
「褒める」こともただ「すごいね」と伝えるだけでは効果が薄いと言われています。重要なのは具体的に伝えてあげることです。例えばおもちゃを自分で片付けることができたときは、「元の場所におもちゃを片付けることができたね。素敵だよ」と行動を具体的に伝えることで何が良かった行動だったのかを理解しやすくなります。また頑張ったことにも注目をし、褒めてあげることで結果だけではなく、課程を大切にする姿勢も育むことができます。
叱る・褒めるのバランス
叱ると褒めるの比較は心理学の研究で「5:1の法則」というものがあります。これはポジティブな声かけがネガティブな声かけの5倍あると心が安定しやすいと言われています。普段の日常で「ありがとう」や「頑張ったね」といったポジティブな声かけを意識することで、叱られたときの心のダメージを和らげる効果があると言われます。
叱った後のフォロー
叱った後のフォローは忘れずに!叱った後はショックを受けます。「嫌いだから叱ったんじゃないよ」など愛情をしっかりと伝えるようにしましょう。この一言で叱られた記憶が「嫌な記憶」ではなく、「成長につながる経験」に変わるのです。抱きしめたり、膝のうえでスキンシップをとるのもオススメです。
完璧を求めない心構え
子育てに正解はありません。時には叱りすぎてしまったり、褒めそびれてしまうこともあるでしょう。そんなときは自分を責めず、「次はこうしよう」と切り替えることも大切です。親子で一緒に成長をしていきましょう。「叱る」と「褒める」は子どもの成長にとって必要な要素になっていきます。日々の中で「できた」を見つけ、必要に応じて「だめ」と伝える。バランスを意識して伝えることで自分に自信を持ち、他者を思いやれる心を育んで行きましょう。親子の会話が温かく、前向きなものとなりますように。